発注側プロジェクト管理のエッセンス

発注したからといって安心してベンダーに任せっきりにせず、特に以下の点に注意する事。

 1.仕様の認識のずれを早期に解消する。その為には基本設計書を早めに作成してもらい、発注前に検討した概念設計書と突き合わせをする。

 2.画面や帳票のプロタイプを作成してもらい、ユーザに使い勝手を検討してもらう。不具合が有れば早めに基本設計書を修正してもらう。

 3.一部の機能を早めに作成してもらい、ユーザに試しに使ってもらう。不具合が有れば早めに直してもらう。

 4.受け入れテストは、発注側が計画を含めて十分な時間を取って実施する。また手直しに時間がかかるので運用開始時期に間に合うよう早めに実施する。

 5.途中の進捗が思わしく無いと感じたら、体制強化を含めて早めにベンダーに対処してもらう。特にベンダーの現場リーダーの状態に注意する。

 

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