RFP作成のエッセンス

RFPには大きく分けて機能要件と非機能要件を記述する。

 1.機能要件は、「何々が出来ること」という表現を使用し、「WEBサーバを使用する」とか「DBサーバを使用する」などの特定の解決策に限定する表現は避ける。

 2.入力情報、出力情報のデータ量は、現在と将来の最小・平均・最大を提示する。

 3.保存データの保存期間と期間中の最小・平均・最大データ量を提示する。

 4.非機能要件は、「何々が出来ること」、「何々を防止出来ること」という表現を使用し、「ファイアーウォールを使用する」などの特定の解決策に限定する表現は避ける。

 5.非機能要件の性能要件では、データ量別の「平均の応答時間」、「ピーク時の応答時間の目安」を提示する。

 6.非機能要件のセキュリティ要件では、「必ず実施する事」と「実施が望ましい事」に分けて提示する。

 7.非機能要件の運用要件は、開発者が注意をあまり払わないので、しっかり記述する。

 8.非機能要件の保守性要件は、開発者が注意をあまり払わないので、しっかり記述する。

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